パニック障害持ちにとってお出掛けの際の荷物は多くなりがち。外出先で不安に襲われた際、落ち着けるような物を持っておきたいものです。
今日は私が普段お出掛けする際に携帯するもの8つを紹介したいと思います。
こんな感じです。(笑)
1.お薬
これは言わずもがなですね。(笑) 特に外出先での即効性が比較的期待できる頓服薬は欠かせません。私はクロチアゼパムという頓服薬を服用しています。
いつかお薬を携帯しなくてもお出掛けできるような日が来ると良いなといつも思っています。
2.ヘルプマーク
外出先で発作が起きた際、助けを求めたいけど発作中は息を吸うのがやっとで、なかなか口頭で事情が説明できないもの。万一の時、周りに異変を気付いてもらえるように私はヘルプマークを携帯しています。(普段は外から見えない様にカバンの中にしまっています、心のお守りです。)ヘルプマークを貰うのに診断書等の証明が必要なのかなと思っていましたが、各市町村の保健窓口等で自己申告にて受け取れます。
また、スマホには「緊張緩和」という無料アプリを入れています。このアプリでは広告無しで癒しの音楽をすぐに聴くことが出来るし、ヘルプカード画面というものもあって、パニック障害で助けてくださいという旨を予め入力しておけば、万一の際に画面を周りの方に見せるだけで状況を汲み取ってもらうことができます。私は実際に周りの方へ助けを求めたことは何だかんだで無いですが、精神的な安心材料としてとても重宝しています。
3.飴やガム
これも気を紛らわせられるものとしては定番かもしれませんね。私はガムならLOTTEの「BLACK★BLACK」という強めのミントガムをボトルで携帯、飴なら龍角散のど飴を携帯しています。ガムを噛んだり、飴を舐めたりしていると脳がそちらの方に意識がいくので効果は高い様ですね。
4.アロマオイル(柑橘系)
匂いを感じる嗅覚は五感の中で最も早く脳に到達するという話を聞いてから、私は柑橘系の香りがするアロマオイルを持ち歩いています。色々な香りを試しましたが、パニック発作にはレモンやグレープフルーツ等の身近な柑橘系の香りが一番落ち着きを取り戻してくれている気がしています。ハンカチに一滴や二滴垂らしておくのも効果的です。
5.お香(白檀)
匂いのお供のもう一つの選択肢として白檀のお香も持ち歩いています。外出先で火は付けられませんが、火を付けなくてもお香の箱ごと持っていればかなりの香りがします。白檀の香りは仏壇の有るおばあちゃん家みたいな所を連想させ、落ち着くのかなという思いでいつも持っています。(笑)
6.目薬
私の場合、目の疲れからの眩暈の様なふらつきから来るパニック発作のケースが多いので目薬は必需品になっています。刺激が強い方が気持ちも紛れやすいので私はロート製薬の「ROHTO Z」という目薬を愛用しています。
7.ホットアイマスク(ラベンダーの香り)
これも私の場合よく起こる眩暈の様な症状が現れてどうしようも無くなった際に使う用に携帯しています。目の周りを温めるだけでどうしてこんなに落ち着くのかと感じるくらい効果絶大ですのでこれは本当にオススメです。香りも色々有って匂いでも癒されます。
8.ハンディ扇風機(夏季限定)
暑い環境にいると発作が起きやすくなるし、風が自分に当たるだけで冷静さを保てるので特に夏はハンディ扇風機が欠かせません。Francfrancのハンディ扇風機は風の威力も申し分無く愛用しています。充電ポッドに立てれば会社の机の上でも置いて利用できるので便利です。
いやー、荷物が多いですね。。(笑) 特に仕事用のカバンからプライベート用のカバンに移し替えるのがいつも結構面倒です。(笑)
皆さまもご自分に合ったリラックス出来るものを持ち歩いているかと思いますが、いつの日か手ぶらで外出できる日が(私も含めて)訪れますように!